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FINANCIAL MODEL INSIGHTS
業界分析不動産

不動産

↑ 成長業種
収録 2社 · 時価総額計 7.5兆円 · 最大手 三井不動産
売上成長 平均
+7.6%
営業利益率 平均
16.9%
ROE 平均
8.4%
PER 平均
16.4倍
業界の情勢と今後2025年度〜2026年前半
現在の情勢

不動産大手はオフィス賃貸の堅調さで稼ぐ「賃貸+分譲+海外」の複合体で、丸の内に約30棟を持つ三菱地所はオフィス賃料20%超の利益率を維持し、都心Aクラスビルの空室率が2025年に3%台へ改善するなか賃料の本格反転を享受している。三井不動産はららぽーと・三井アウトレットパークの商業とインバウンド回復、海外(米英)・ロジスティクスへの分散で利益を底上げし、両社とも保有不動産の含み益が時価総額に対して厚い「資産バリュー株」として認識されている。物言う株主(エリオット等)の圧力を受けた政策保有株売却・自社株買いの加速が共通テーマ。

今後の見通し

追い風はインバウンド最高水準による商業・ホテル賃料の上昇、建築費高騰が新規供給を抑え既存優良ビルの希少性を高める構図、含み益を顕在化させる資産入替・REIT活用の進展。最大リスクは日銀の利上げで、長期金利上昇は割引率・調達コスト上昇を通じて含み益と分譲採算を圧迫し不動産株のバリュエーションに逆風となる。「保有して値上がりを待つ」モデルから開発利益とアセットマネジメント手数料を回す資本効率重視(ROE改善)への転換度合いが両社の評価を分ける。

競争のカギ・注目点
丸の内ドミナントの三菱地所はオフィス賃料の反転局面で再開発(常盤橋トーチタワー等)が含み益を積み増す。賃料感応度が最も高い銘柄
三井不動産はららぽーと・アウトレットの商業とインバウンド、海外・物流への分散が強み。日本橋再開発の長期パイプラインが資産価値の源泉
共通の最大変数は金利。日銀利上げによる長期金利上昇は含み益評価とバリュエーションの両面で逆風
エリオット等のアクティビスト圧力でPBR是正・自社株買い・政策保有株売却が加速。資本効率改善のスピードが株価カタリスト
最も高収益
三菱地所
営業利益率 19.6%
最も成長
三井不動産
売上YoY +10.2%
最も割安
三井不動産
PER 14.4倍
最も高ROE
三井不動産
ROE 9.2%

業界内の指標比較

掲載企業(2社・営業利益率順)

上位を比較 →
コード企業名売上YoY営業利益率ROEPER株価
8802
三菱地所
+5.0%19.6%7.7%18.5¥2,800+0.79%詳細 →
8801
三井不動産
+10.2%14.2%9.2%14.4¥1,450+0.76%詳細 →